いきなり結論ですが、ガラスは無臭です。
以上です。
ありがとうございました。
もう少し説明をします。
確かにガラス自体は無臭です。
そうはいっても日常的に使用するグラスなどは、使っていくうちにニオイが付いてしまうことがあります。
なぜ？
これはガラスの表面にニオイの元が付いてしまっているのです。
つまりニオイはガラス自体が変化してるわけではなく、ガラスの表面にその原因がついてしまったものなのです。
ということは、ガラスの構造自体が変わったわけではないので、そのニオイを落とすことは比較的簡単にできます。
要はその元を表面から取れば良いのです。
ただ、ガラスの表面には目に見えない無数の傷がついていることがあるので、その奥にまで元が入り込んでしまうと取りにくくなるということはあります。
例えばすりガラスなどはわざと傷をつけて模様にしているようなものなので、一度ニオイがついてしまうとなかなか取れないかもしれません。
もしニオイが付いてしまった時は？
瓶などは洗ってしっかり乾燥させたところに少量の塩を入れてよく振ると落ちます。
グラスの表面などは軽く擦り付けても良いでしょう。
そして良く洗ってしっかり乾燥させます。
大抵はこれでニオイがなくなります。
しかし目に見えないような細かい傷の奥にまでニオイの元が入り込んでしまうとこれは厄介。
そんな時は重曹を水に溶かして、そこに一晩つけておくのも手です。
同じように漂白剤、酢水、お湯（煮沸消毒）につけておくのも効果があるようですが、これらを同時には試さないでください。
体に有害な塩素ガスが出る可能性があるので、ひとつひとつ、時間をおいて試してみてください。
基本的にはガラス自体からニオイが出るわけではなく、表面についてしまうのが原因。
ただし海外から輸入された比較的安価なソーダ石灰ガラスを用いた製品の中には、ごく稀にガラス自体に匂いがついてしまっているものもあるようです。
では逆にガラスに良い香りをつけることはできるのでしょうか？
これは今のところ、どうやらできないようです。
食器洗剤の香りがいつまでも残ってるってことはないですもんね。
でもガラスの色によって良い香りが出てきたら面白いですね。
黄色だったらレモンのような柑橘系、緑は青リンゴの香り、茶色だったらカレーの香りとか。
でも赤でハバネロだったらイヤですね。
太陽の光の強さによって香りの強さも変わるとしたら、真夏の赤いガラスはヤバいですね、、、。
なのでもしガラスに香りをつける事ができたら、赤はいちごでお願いします。
