2019年のある日、私は突然ステンドグラスが好きになりました! きっかけは何だったのか? 何てことない日常の中で、初めはふとガラスが気になり始めました。 「そういえばガラスって見ない日はないし触らない日はないなぁ」と。
朝日が差し込む窓ガラスを始め、良く冷えた水を飲むグラス、そしてお出かけ前に見る鏡だって「ガラス」です。外を見回しても車のフロントガラス、デパートのショーウィンドウ、そして空高く飛ぶあの飛行機の窓だって「ガラス」です。そもそもこれを見ている画面だってガラスじゃないですか!
Wow!世の中はガラスにあふれているっ!!!
改めて意識して周囲を見てみると、実に様々な種類のガラス製品がありました。季節の花をいける花瓶やリラックスに欠かせないインスタントコーヒーが入ってる瓶、毎日お世話になってる電子レンジの表示パネルなどなど。そういえば学生時代、飲食店のバイト中に何個もグラスを割ったなぁなんて思い出したり。
その中で久しぶりにステンドグラスに出会いました。もちろん初めて見たわけではないのですが、見た瞬間、見た目の綺麗さに惹かれただけでなく、どこか懐かしさというか安心感というか、何か心にスーッと染み込んでくる心地良いものを感じました。 見れば見るほど思わず優しい微笑みを浮かべてしまうような、それでいてどこか気恥ずかしさも感じるような、とにかく一言では表せない複雑な感情が生まれました。 「この気持ちは何なんだ⁉︎」 そう思った瞬間、私の心は一気にステンドグラスに引き込まれていきました。
それからは時間があればネットで検索したり、図書館でステンドグラスの本を探したり、ステンドグラスを使っている家はないかと近所をウロウロしてみたり。しかし、意外に近所では使用していらっしゃる家は少ないのです。何でだ⁉︎いやそもそもステンドグラスって、周りに好きだという人がいないじゃないか!え、もしかして、ステンドグラスって人気ないの⁉︎
確かにステンドグラスって、外国だと教会などのステンドグラスは大きくて荘厳なイメージですが、日本だとおばちゃんが趣味でやってるような、ちょっと小粒で野暮ったいところがあるかも。大正ロマン的なお洒落なイメージもある一方、イマドキの若者が熱中してるイメージはないです(そのイメージが必要だとも思わないですが)。
とにかく、こんなステキな(と自分では思っている)ステンドグラスの魅力がちゃんと伝われば、もっとステンドグラスが盛り上がるはず(と自分では思っている)!
ステンドグラスにもいろいろ種類があって、ひとくくりにはできないほどのバリエーションがあるのです。伝統的な作製法で作られたステンドグラスから、ガラスに色を乗せたステンドグラス風のもの、そしてデザインはステンドグラスっぽいのですが素材がガラス以外のものなど、、、、。もちろんどこまでが本物の「ステンドグラス」と呼ぶかは意見が分かれるかもしれません。しかし、せっかくなのでステンドグラスに関するものであればどんどん紹介させていただこうと思っております。
そして「あ、なかなかステンドグラスってイイじゃん!」と皆様にも感じてもらい、ぜひ目にして、ぜひ手にしていただきたいと思い、このブログ「ステンドグラスのある日日(ヒビ)」を立ち上げました。 もちろん「何を今さら、、、」なことも多々あるかもしれません。でも改めてお伝えしておきたいコト、ご紹介したいモノ、知っておいてほしいヒトなども多々あるのです。
あなたがこの「ステンドグラスのある日日(ヒビ)」に出会ったのも何かの縁。さぁ私と一緒にステンドグラスの世界に飛び込みましょう!