ステンドグラスのある日日(ヒビ)

ステンドグラスのある日日はステキだ!ステンドグラスがもっと身近になることを祈りつつ、ステンドグラスやガラスの未来を明るく楽しく考えるブログ。

「ステンドグラスをもっと普及させたい!」の件

私はステンドグラスが好きなだけです。 そんなに深い知識も豊かな経験もありませんが、純粋にもっと多くの人にステンドグラスを見てもらいたいと思っています。

なぜか? 単純に「キレイだから」です。 キレイなステンドグラスを見ていると、そのデザインや光の輝きに心がワクワクしてきます。 ワクワクするということは心がポジティブな状態になっているということ。 そんな気持ちを多くの人に味わってもらいたいのです。 ステンドグラスを見ている人を見ていても、ほとんどの人がキラキラした目で作品を見ています(ただ光の反射が目に映ってるだけ⁉︎)。

ステンドグラス キラキラ

その一方で、好きという気持ちを横に置いておいても、日本のステンドグラスは文化的に価値のあるものだと思っています。西洋のステンドグラスと違い、宗教色の薄い作品が多く、日本の建築様式や日本の文化と密接に結びついて独自の発展をしてきていると感じています。

日本には昔から障子の文化がありました。大雑把にいうと建物の外と内とを分け、入ってくる太陽の光を工夫しようという意識があったということです。ステンドグラスほどのデザイン性や色味はないにしても、使われる和紙や組子のパターンもユニークです。そんな日本的な生活様式と西洋の文化が交差して、日本のステンドグラスは日本独自の発展を遂げつつあります。遂げつつあるのですが、最近はちょっと停滞気味に感じています。

ステンドグラス マレフィセント

ここからさらに進化していくために必要なのは、技術革新、新しいアイディア、新しいテーマ、素材、異業種とのコラボ、、、など色々と抽象的には考えられますが、まずは改めて「ステンドグラス」というものを多くの人に意識してもらうことです。

日本のサッカーがJリーグ創設を機に知名度・人気ともに一気に上がって、それと共にサッカー人口が増え、スタジアムや練習設備の充実などもあり、優秀な選手が増えてますますサッカーのレベルが上がっていったということがあります。

それと同じようにステンドグラスが今よりも知名度が上がり、実際に目にする機会がもっと増えれば、ステンドグラス人口が増え、優秀な作品や新しいアイディアが出てきます。そうするともっともっとステンドグラスの素晴らしさが広がり、さらにさらに発展していくという好循環が生まれるのです。

ステンドグラス シンプル

ただのステンドグラス好きの私がステンドグラス普及にできることは、ステンドグラスについて発信する、そして発信し続けることぐらいです。 一人でも多くの人にステンドグラスの魅力が届きますように。 このブログはそのためにあります。