ステンドグラスのある日日(ヒビ)

ステンドグラスのある日日はステキだ!ステンドグラスがもっと身近になることを祈りつつ、ステンドグラスやガラスの未来を明るく楽しく考えるブログ。

「ステンドグラスを自分で作るのは大変⁉︎それでも、、、」の件

ステンドグラス 教会

極々一般的な人の場合、ステンドグラスに対してこんな流れになると思います。

ステンドグラスを見る
   ↓
そのキレイさに感動する
   ↓
もっと見たくなる
   ↓
もっと見る
   ↓
自分で作ってみたくなる
   ↓
ネットで調べる
   ↓
どうやら手軽にはできなさそうと分かる
   ↓
自作はあきらめる
   ↓
そのまま時が流れる
   ↓
ステンドグラスへの興味が薄れる
   ↓
ステンドグラスのことをほぼ忘れる

「自作はあきらめる」の所で、作れないから「見るだけになる」とか「購入・収集する」→「見るだけになる」人もいるでしょう。
でももしかしたらそこまで気持ちが続く人も、そう多くはないかもしれません。
「作品を家に飾る」とか、「建具として使用する」となるとさらに割合は低くなるでしょう。

でも誰もが一度はどこかで何かしらの作品を見て「ステンドグラスってキレイだなぁ」って思ったことがありますよね、、、ありますよねぇ⁉︎

どうかその気持ちを持ち続けて欲しいのです!

確かに自分で作るには準備するものや工具類が必要ですし、思いついたときに気軽に始められるようなものではないですし、見よう見まねで簡単にできるものでもありません。

しかし、ステンドグラスのさらなる普及を考えるなら一般の方々に定期的かつ恒常的にステンドグラスについて意識していただく必要があります。

しかし、しかし、いきなりずーっとステンドグラスのことばかり考えるのも難しいでしょう。
それは私だって大変です!

ステンドグラス

ではどうしたら良いのでしょうか?
以前にも書きましたが、窓ガラスやグラス、スマートフォンの画面など、毎日のようにガラス製品には触れているのです。
なのでまずはそんな身の回りにあるガラス製品について「あ、これガラスでできてるなぁ」と意識していただくことから始めていただくと良いと思います。
するといかに日常生活にガラスが溢れているかに気付くと思います。

そして日常生活に必要不可欠なガラス製品からインテリアや装飾品へ、そのうちステンドグラスへと徐々に意識を移していきましょう。
そうすることで段階的、持続的に興味を持ち続けられる、、、と思います、、、。
、、、えっ、無理がありますか⁉︎

今はネットで簡単にステンドグラスの作り方を見つけることもできますし、必要な道具類もほぼ揃うので、自分で作ることへの入り口は低くなってきているように感じます。
でもそうは言ってもなかなか独学で始めるのは大変です。
思いついた時に気軽に始められるようなものでもありません。
なのでそこまでは私も求めません!

でも、せめて、せめて、ステンドグラスへの興味は持ち続けていただきたいのです!

ステンドグラス ふくろう

先ほど書いたような流れで自分自身で興味を持ち続けるのは確かに厳しいかもしれません。
強制になると、その反動で嫌いになってしまうことも考えられます。
なのでごく自然に、周囲から、定期的に、ステンドグラスに触れる機会を作ることが必要です。
ではどうやって?

・日常生活でステンドグラスに触れられるように街中に作品を増やす。

・ガラスブロックの使用を増やして目につく機会を増やす

・人が集まる場所、公共施設などに積極的にステンドグラスやガラス製品を設置してもらう

・「ステンドグラスの街」に協力してもらって、定期的に情報をリリースしてもらう。

などなど。
要は無意識にガラスやステンドグラスのことが目に耳に入ってくるようにすることです。

季節的な要因も絡められるとバリエーションも広がるでしょう。
夏には風鈴、冬にはクリスマスのオーナメントなどでガラスやステンドグラスに触れる機会はありますからね。

いつか自分で作品を作り始めるようになると、また一段とステンドグラスへの気持ちと愛着が深くなりますよ。

でも少なくとも、「ステンドグラス ってキレイだなぁ」という気持ちだけは忘れないでください!