ステンドグラスの特徴の一つにケイムという線があります。
デザインの境界線やガラスとガラスの間を鉛や真鍮、ハンダなどの線で表現するものです。
このケイムの使い方でステンドグラスは上品にも野暮ったくもなってしまいます。
止むを得ずガラスのカットが必要なデザインであったり、異なるガラスを使って表現したい場合など、ちょっとケイムが邪魔になる時もあります。
しかしその半面、このケイムをうまく使うことでステンドグラスの魅力をさらに引き出すことができます。
せっかく使うならうまく活かしたデザインはないかな?ということで始めるこの「ステンドグラスと相性が良いデザインを探すシリーズ」。
第二弾の今回は「肉」です。
肉がステンドグラスのデザインとしてふさわしいかどうか、検証していきます。
「はぁ、肉⁉︎なんでステンドグラスで肉なの?どういうこと?」とお思いの方も多いでしょう。
「とんちか何かか?」と思われる方や、「鳥か豚か、それとも牛か?」でお悩みの方もいらっしゃるかもしれま、、、いや、いないでしょう。
では、どういうこと?
今回は結論が早いです。
一目瞭然。
つまりこういうことです。
はい、こういうことです。
実際の肉に厳密な境界線はないのですが、お肉屋さんで売ってる状態をもとに考えると、こうした部位ごとの表現になります。 これであれば境界線があるデザインになり、ステンドグラス 向きと言えるでしょう。
ちなみに海外版もあります。
海外でも同じようなものがあるんですね。
動物の右向き左向きの違い、これはたまたまでしょう。
軽く調べたところ、海外でも基本的には左向きが多いようです。
でもこれを実際にステンドグラスで作ったら、それはそれでオシャレに見えるような気がします。
何種類もの赤いガラスをうまく使うと、美味しそうなサシが入ってるように見えたりするかもしれませんし、曇りや雨の日には薄ぼけた色になって熟成肉のように見えるかもしれません。
さらに夜になると干からびた生ハムのように見えたりするかも。
どなたかチャレンジしてみませんか?
という事で結論!
お肉屋さん的表現方法なら「肉はステンドグラスに向いています!」に認定です!。