ステンドグラスのある日日(ヒビ)

ステンドグラスのある日日はステキだ!ステンドグラスがもっと身近になることを祈りつつ、ステンドグラスやガラスの未来を明るく楽しく考えるブログ。

「ステンドグラスを作る工程はビジネスの進め方にも通じる!」の件

ステンドグラス ビジネス

みなさんはステンドグラスを作るとき、どのように作り始めますか?
闇雲にいきなりガラスをカットし始める人はいないですよね。
まずはどんな図柄にするのか設計図をキッチリ書いて、どこにどんなガラスを使うか、ケイムを使うのかコッパーフォイルを使うのか、一人で作業するのか、いつまでに仕上げるのか、どんな工具を使うのか、、、色々と無意識的にも決定していくことが多いことでしょう。

実際に製作が始まっても何か抜けがあったり、想定外のことが起こったりと、なかなか当初の予定通りには進まないかもしれません。
でも、それでもなんとか対処して、完成まで漕ぎ着けることでしょう。
そして出来上がった作品を眺めながら、あそこはああした方が良かった、こうした方が良かった、次はこうしようと思い返すこともあると思います。
こうしてみると、ステンドグラスを作る工程はビジネスマンが仕事を進めていく工程に似ていると思いませんか?

ステンドグラス ビジネス

どういうことかというと、ビジネスではまずは目標(売上数値や効果)を決めて、それを達成するための戦略戦術を考えて実行していきます。
そこでいわゆる「PDCAサイクル」を始める方が多いでしょう。

「PDCAサイクル」について、詳しくはこちらのホームページをご覧ください。 news.mynavi.jp
つまりPlan→Do→Check→Actionというサイクルを回すことでビジネスを進めるやり方です。
そもそもは仕事を改善・効率化のためのPDCAサイクルではありますが、普段の仕事の進め方にも使っている方は多いでしょう。

その会社のミッションやら企業理念などで取る策も変わってくるでしょうが、大雑把に見て「目標を決めて、それを達成するために戦略戦術を考えて実行していく(ビジネス)」=「完成形を考えて、そこに向かって製作を進める(ステンドグラス)」といっても過言ではないと思います。


ステンドグラス ビジネス

もちろん「PDCAサイクル」が万能なわけではありません。
個人的にはこの順番で進めていくというよりは、Planはすべての土台にあって、その上でフィードバックをしつつDCAをするべきだと思います。
そして一つのプロジェクトでこのサイクルを進めるのは一回だけにした方が良いとも思います。
何度も何度もこのサイクルを一つのプロジェクト内で回すのは、手順が多くなるだけで時間の無駄です。

要はスケジュール、整理整頓(実際の机やパソコン内の情報整理、やることの優先順位付けなど)、実行なども含め、これらは全てPlanが土台としてあった上で進行していくものです。
ここで本当に必要なのは柔軟性です。
当初のPlanから外れても、最終目標・ゴールがはっきりしていれば、変えて良いもの変えてはいけないものがはっきりしていることでしょう。
そうであれば想定外のことが起きたとしても、最終目標・ゴールに則ったうえで当初とは違う行動を起こしたり、リスケジュールしたり、人員を変えたりするなど、すぐに柔軟な対応ができるはずです。
ゴールとそこにいく目的(purpose)と、スケジュールさえ明確であれば、あとはそれを具体的な行動にチャンクダウンしていくだけです。


ステンドグラス ビジネス

なので私としては「PDCAサイクル」の代わりに「PGSCD(FF)サイクル」を提案します。
どういうことかというと、
Purpose(この事業の目的を決める)→Goal(具体的なゴール、目標数値を決める)→Schedule(実行可能なスケジュールを組む)→Chunk down(スケジュールに則って、やるべき行動を具体的に決める)→Do(行動に移す)ということです。
(Feedback・Flexibility)はその都度フィーバックを行い、問題があれば初めのPurposeの則って柔軟にDoを変えていくということです。そしてこれを進めるのは一つのプロジェクトにつき、一回です。

これからは「PGSCD(FF)サイクル」ですよ!


ステンドグラス ビジネス

なんだか最後は新しいビジネスモデルの提案になってしまいました(笑)。

つまり何が言いたかったのかというと、ステンドグラスを製作することはビジネスにも通じるところがあるということです。
なのでビジネスマンの皆さん!
今すぐステンドグラス製作を始めて、その進め方・考え方をビジネスに活かしましょう!!

、、、って、かなり無理がありますかね、、、。