ステンドグラスの材料としても使用されることのあるビー玉。皆さんも子供のころ、のぞき込んでみたり、転がしたり、弾き飛ばしたりして遊んだ経験をお持ちだと思います。私も模様がキレイなものをいくつも手のひらに乗せて眺めていたのを思い出します。
そしてビー玉といえばラムネ。ラムネ瓶の中のビー玉は、目に見えてるのに手が届かない存在の代表と言っても過言ではないほど(、、、他に何があるのかは知りませんが)。瓶を割ってビー玉取り出せた時の感動といったら、映画の「アルマゲドン」を3回観たのに匹敵するぐらいです!(あくまで個人的な感想です。)
世界一大きなビー玉とは?
そんなビー玉ですが、手のひらに乗るような小さなサイズはよく見かけますが、世界一大きなビー玉ってどのくらいの大きさなのでしょうか?現代の技術力を持ってすれば、それはそれは驚くほど大きなビー玉ができるはず!
さぁ、世界一大きなビー玉を求めて、いざ検索!
、、、ですが、残念ながら検索しても出てきませんでした。
メーカーや小売販売をしているホームページを見ても、公式で発表されているのは80mmが最大でした。でももっと大きなビー玉がありそうな気もします。これは引き続き探し続けます!
「ビー」って何?
ところでビー玉の「ビー」って、なんだと思いますか?
実は諸説あるようなのですが、ポルトガル語でガラスを意味する「ビードロ」からきていると考えるのが一般的なようです。製造工場で正規品をA玉、不良品をB玉と呼び、そのB玉を子供用の遊びに回したという説もあるようです。
ちなみに英語ではmarble、中国語では弹珠と表現されます。
ビー玉の作り方
ではそんなビー玉がどのように作られるかご存じですか? 実は日本でビー玉を作っている会社は今はひとつしかないのです。それが大阪に本社がある松野工業株式会社さんです。その松野工業株式会社さんの門川工場の様子がYouTubeにあります。 https://youtu.be/Vshsp0GQE90
なるほどこうしてビー玉が作られているんですね。となると、大きなビー玉を作ろうとするなら最後のビー玉を丸くする工程のクルクル回っていく機械が、よほど巨大じゃないと作れないということですね。世界一大きなビー玉が見つからない理由の一つがコレかもしれません。
ちなみにこの松野工業株式会社さんのホームページはビー玉に関する疑問をいろいろと解決してくれます。ここで触れていること以外にもいろいろ掲載されていますので、ぜひ一度ご覧ください。
本日はここまで
これでビー玉の基本的なことはご理解いただけたかと思います。 でもビー玉にはまだまだいろいろお知らせしたいことがあるのです。 クラックビー玉(フラッシュビー玉)やビー玉のようなデザート「クーロン玉」、ビー玉当て選手権などなど。こちらはまた改めて紹介させていただきます。