ステンドグラスのある日日(ヒビ)

ステンドグラスのある日日はステキだ!ステンドグラスがもっと身近になることを祈りつつ、ステンドグラスやガラスの未来を明るく楽しく考えるブログ。

「ステンドグラスの統計資料がほとんどない」の件

ステンドグラス 統計資料

こうしてステンドグラスについてのブログを書いていると、何かとステンドグラスについて調べることが多くなります。
しかし検索しても、きちんとまとまった形でのステンドグラスの統計資料となるとまったくと言っていいほどないのです。

ガラスに関する資料はいろんなメーカーや協会組合関係から出ているのですが、ステンドグラスの統計資料となるとほぼゼロ。
やっぱり世間はそんなにステンドグラスに興味がないのかしら?

せいぜいあるとしたら、以前紹介させていただいた静岡の佐藤和美さんが書いた論文「ステンドグラスを地域産業とする可能性についての調査研究」の中ぐらい。 www.stained-by-me.com 佐藤さんのように自力で統計を取ってくるしかないのでしょうか。


ステンドグラス 統計資料

ちなみにどんなことが知りたいのかというと、例えばステンドグラスに関して、
全国的世界的に生産量が多い地域、工房の数と従業員数、その条件での製作可能枚数、輸出入量、就業人口、購入額、ステンドグラスを持っている数、持ってる人の割合・所持率、買ったのかもらったのか、リピート率、満足度、不満な点、ギネス的資料(大きさ、重さ、厚さ)、一番知られている作品とは、体験加納施設数、体験したことのある人の割合、購入を検討したことがある人の割合や実際に買った買わない、一店舗でのステンドグラスの扱い量、生徒数、先生数、専業か兼業か、年収、年齢層、男女比、ひと作品あたりの使用ガラス枚数、色数、所要時間、人が一生で出会うステンドグラス数、どんな業種業界で使われてるか、どんな場所で使われているか、どんなところで使って欲しいか、今まで作ったことがあるか、どんな層が買っているのか、どんな作品が売れているのか、客層、トレンド、破損率、修理代、耐用年数、一般的なステンドグラスの価格大きさや重さなどに対して、好きか嫌いか、いつから始めた?、きっかけは?、なぜやめた?、周囲の反応は?製作物中の美術品と建具の割合、美術館にある数、ステンドグラスの知名度、イメージ、将来性、ステンドグラスから想像する有名人、ステンドグラスが似合う有名人、、、。

気にし始めたら止まらなくなりました。
統計というか、アンケートに近いものもありますが、、、。

ステンドグラス 統計資料

そもそもなぜ統計資料を探しているのかというと、それはステンドグラスの現状を知るためです。
現状が分かれば特徴や傾向が見え、問題点が見え、その解決方法も見つかるかもしれません。
現状を知らないとステンドグラスをもっと普及させるという目標の具体的なステップが描けません。 

闇雲にステンドグラスについて広報するよりも、対象をはっきりさせて、効果的な方法でアピールした方が届いて欲しい人により確実に届き、結果も良いものになるでしょう。

いつかは大規模な調査を行いたいと思いますので、その際はぜひご協力をお願いいたします!