日本にステンドグラスが入ってきて約150年以上。
当時からカタカナのステンドグラス(ステインドグラスの表記もあり)の名前が使われていました。
もちろん今でもそのままで通用する言葉ですが、あえて和名を考えてみます。
考え方として強引に読ませるように無理やりな漢字を当てる方法と、ステンドグラスの特徴を活かした表現に変換して当て字にする方法があります。
まずは強引に読ませるように無理やりな漢字を当てる方法から。
「ステンド」と「ガラス」に分けて考えてみたいと思います。
では「ステンド」から。
・素天燈
天からの明かりをうけとめるものとして。
・主伝統
キリストの教えを伝えるものとして。
・透点灯
ランプシェードを意識して。
・寿典扉
おめでたいデザインがついたドア。
・彩天富
天からの彩りに富んだ光を受けるもの。
・簾展戸
簾のように広がった建具。ステンドグラス感がないですね。
・澄添都
都会など人の集まる場所に澄んだ光の恵みをそっと付け加える。
続いて「グラス」。
・硝子
やはりこれが一番しっくりきます。
・蔵素
蔵のように大きなものに光を通し、そのままでは得られない光に備わった美しさを最大限に発揮する。
・寓羅図
寓話のようなお話がまとめられたもの。
・求楽主
主(キリスト)を求めて。
・群螺簾
簾のように広く家屋を覆うものに貝の飾りのようにキレイに輝くものを飾る。
今度はステンドグラスの特徴を活かした表現に変換して当て字にする方法です。
すゑひろがりずさんの「ハッピーターン」→「寿返し」の要領です。
・色文様付き硝子
・華彩硝子
・装飾派手硝子
・図柄透過硝子
・接合彩色硝子
・聖教硝子
・光活硝子
個人的なお気に入りは
「主伝統寓羅図」、「彩天富硝子」、「図柄透過硝子」、「光活硝子」あたりです。
いかがでしょうか。
もちろんこれはステンドグラスを直接普及させることにはつながらないと思います(笑)。
別に浸透しないでしょうし。
ちょっと思いついただけです、、、。
私の暇つぶしにお付き合いいただき、ありがとうございました(笑)。